講師として大切にしていること
いつの間にか外は秋の香り。朝晩の暖房が欠かせなくなりました(‘д’|l!)ぁ゙…
10月、今月はどんなストーリーが舞い降りるのでしょう。
嬉しいことばかりではありません。人の中で活動していくということは、突如感情を揺さぶられる人との関りが訪れるのも確か(|||❛︵❛.) なのです。
でもでも、気持ちを切り替える練習になるかもしれません。
それでは今日の本題『講師として大切にしていること』ですが
①基本的にレッスンの中で生徒さんと同じ作品を作らない
時々なら良いと思うのですが「制作しない」を選択しています。生徒さんは、講師の私がアレンジした作品を誉めなければいけなくなるからです。私へのお気遣いは最小限で十分だという思いです。
②生徒さんの作品を見させていただく工程で、なるべく花材を抜かない
花材を一本抜くと、折角挿していただいた花材を限りなく抜いてしまうことになるからです。そうなるとその作品は、もう生徒さんの作品ではなくなってしまいます。
生徒さんのアレンジを生かしながらどう変容させるか?が、私の学びにも繋がります。
③生徒さんの手が、何故止まってしまうかを感じる
多くの方は目の前の何かに向かう時、イメージが沸きそれを形にしていくことと思います。私自身に置き換えても、同じことが言えます。
いざアレンジをし始め個々のゾーンに入っている時、どんなにコミュニケーションが取れていると思う生徒さんでも口を挟まないようにしています(雑談はしてる(´- `☆))
そしてサインを待ちます。
ただ、思うように作っていけない工程は掴んでおく。
④生徒さんが講師の私にどこを伝えて欲しいのか、いつ伝えて欲しいかを見極める
同じ花材で同じアレンジを制作する中で、完成時の参考サイズを提供していますが、それぞれ個性豊かな作品が並びます。
思考と感覚が上手く交差していないなと感じる時、生徒さんの表情はとても硬い( °̥̥̥̥̥̥̥̥◡͐°̥̥̥̥̥̥̥̥)
制作中の作品を視させていただきながら
サイズ感や表現したいイメージを受け取って、声をかけてく。
タイミングはそれぞれです。
⑤作品の評価はしっかり伝えていく
評価とは少し大げさですが、作品の素敵な部分(必ずある)を見つけて私が言葉にする。
生徒さんは自分の課題を見つけて言葉にしてくれる。
その課題に対して答え合わせをしていく。
講師の在り方も人それぞれ、大切にしていることも違うことと思います(‘-’*)
アレンジメントにも正解がない(花材によって表現豊か)ように、お互いを尊重し合える素敵な関係にとても惹かれるのです。
完成した作品を眺める生徒さんの、自然と溢れ出す笑顔は本当に綺麗です。
最高のご褒美(*’v`!艸)
『お互いを尊重する』
これからも大切にしたいです。